本の話

新田章「あそびあい」/いろんな人とやりまくる高2女子・小谷さんが面白い

新田章「あそびあい」

最近いちばんのヒット漫画です。

新田章さんの「あそびあい」。


あそびあい(1) (モーニングKC)

とにかく小谷さんがやりまくるのが面白い

高校二年生のおかっぱ女子:小谷さんはとにかく貞操観念が希薄。

貧乏な家に生まれたおかげで「もったいない精神」がすりこまれていて、
それが恋愛面においては特に顕著に現れます。

気持ちいいこと逃すの、勿体ないじゃん

小谷さんはそう言って、いろんな男性の誘いに乗ります。
潔くて気持ちがいいですね。

そんな小谷さんを一途に愛する山下くんが可愛い

不幸にもそんな小谷さんに惚れ込んでしまう山下くんは、
自分以外の男と関係をもちまくる小谷さんの行動に傷つきます。

嫉妬に苦しむ山下くんが、俺が他の女としても何も感じない?と聞いた時の
小谷さんの返答がまた潔いです。

したい人とすればいいんじゃん?
新しいテク覚えてきたら、あたしも気持ちいいし

小谷さんは山下くんに一切独占欲などを持っていないのに、
一方的に独占欲を抱いて苦しむ山下くん―――。

超絶かわいいですね!くっそかわいい。

詰まるところ、小谷さんはビッチなのか?

一般的に見れば、小谷さんは超絶ビッチです。
ですが、それはあくまで「一般的」な話で、一夫一婦制の視点から語られた場合のみです。

一夫一婦的な考え方、いわゆる「モノガミー」(さっき覚えた言葉)であれば、
特別な関係を築くのは一対一で、それ以外の関係は「浮気」や「不倫」になります。

その逆に、小谷さんみたいな「ポリガミー」(これもさっき覚えた言葉)は、
一対一の関係にこだわらず、いろんな人とたくさん関係を築いてもいいでしょう、という考え方です。

このふたつの考え方で大きく違うのは、相手を独占したいと思うかどうか。

ポリガミー志向の人間は相手を独占したり、嫉妬することが少ない。モノガミー志向の人間にとっては、独占欲や嫉妬こそが相手に対する情熱であり、セクシュアリティを豊かにするものだ。一人の相手を特別に扱って、その相手に徹することをよしとするか、そもそも特別な相手を一人に限定しない、ゆるやかなつきあいをよしとするか。
引用元:「ポリガミー」というセクシュアリティ

ポリガミー派のひとは、自分が不特定多数の人間と関係をもつ分、
相手に対しても同様の権利があると感じているそうです。

その点では、モノガミーもポリガミーも相手に対してフェアさを求めていると言えます。

自分は相手に対して「わたしだけを見てほしい!」と言いながら、
「わたしは他のひととも遊びたい・・・」と思ってしまうのはずるいですからね。

まとめ

そんな考え方がまったく違う二人は結ばれるのか!今後に期待!
というかんじですね。